水平調整がなぜ重要なのか
洗濯機が水平でないと、脱水時に機体が揺れ、ドラムのベアリングが摩耗し、ホース接続部が緩み、最悪の場合は機体がずれて給水ホースを引き抜いてしまいます。傾いた冷蔵庫はドアのパッキンが正しく密閉されず、冷気が逃げてコンプレッサーへの負荷が増大します。
スマホで傾きを確認する
スマートフォンを家電の上に置き、Bubble Level & Angle Gauge(Android版もあり)を起動します。丸型水準器モードを選ぶと、前後・左右の傾きが同時に表示されます。単位はmm/mを選ぶと、取扱説明書の仕様と直接比較できて便利です。
許容範囲の目安
洗濯機は≤2 mm/m(約0.11°)が静粛運転の目安です。ドラム式はタテ型より傾きに敏感なため、できるだけ精度を上げましょう。冷蔵庫は5 mm/m以内が一般的な許容範囲で、ドアが自然に閉まるよう後方に少し傾けることを推奨するメーカーもあります。
脚の調整方法
ほとんどの家電にはネジ式の調整脚が付いています。時計回りに回すとその角が上がります。前後方向を先に調整してから左右を合わせると効率的です。ホールド機能を使えば、最後の測定値を画面に固定したまま脚を回せるので、両手が使えます。許容範囲インジケーターがOKになったら完了です。
防振パッドについて
ゴム製の防振パッドは床への振動伝達を抑えますが、正しい水平調整の代わりにはなりません。まず水平を出してから、それでも気になる場合にパッドを追加しましょう。
アプリは無料・広告なしで、家庭内のあらゆる水平出し作業に活躍します。
よくある質問
洗濯機はどこまで水平にする必要がありますか?
多くのメーカーは前後・左右とも最大約1度(勾配約2パーセント)までの傾きを規定しています。この範囲内ならドラムのベアリングは均等に摩耗し、サスペンションが脱水時の振動を吸収できます。スマホの表示がこれを超えるなら、次の洗濯の前に脚を調整してください。わずかな傾きでも、1,200回転の脱水ではベアリングへの負荷が何倍にもなります。
床自体が傾いている場合は?
床ではなく本体を水平にします。低い側の脚を伸ばし、スマホが両方の軸でOKと表示されたらロックナットを締めます。1メートルあたり2cmを超えるような大きく傾いた床では、先に硬い板を敷いてください。脚を目一杯伸ばすと、揺れを抑えるどころか増幅してしまいます。
Bubble Level & Angle GaugeはiOS版・Android版とも無料でダウンロードできます。広告なし、トラッキングなし、完全オフラインで動作します。